エニタイムのパワーラックが使いにくい
エニタイムでベンチプレスをしたことがある方なら、1度は感じたことがあるのではないでしょうか
- セーフティーバーが邪魔で胸までおろせない
- シート幅が狭くポジションが決まらない
その原因は海外製の器具だから
今回の記事では、
- パワーラックが使いにくい理由
- ラックが使いにくい時の解消法
エニタイムのパワーラックについてご紹介します
大学生のころまでは大学のジム、
社会人になってからはエニタイムを利用しています
エニタイムのラックが使いにくい理由
エニタイムでは、HUMMER STRENGTH の器具が設置されています
・HUMMER STRENGTH
市場で最も耐久性が強く、激しいワークアウトに耐えられるように設計されている器具トップブランド
外国人の骨格や体系を意識して作られているのが特徴
海外製品のため日本人の骨格に合わないのも原因の1つです
ラックが個人的に使いにくいと思うポイントは
- セーフティバーの位置が微妙に合わせられない
- おしりと背中に隙間があって位置が決まらない
- ラックが深く持ち上げるのに負荷がかかる
理由と改善方法を1つずつご紹介します
セーフティバーの位置が微妙に合わせられない

パワーラックが使いにくいのは、
『ハンマーストレングスが日本人の体形に合っていないから』
私は大胸筋の筋トレをする際、胸にバーをつけてトレーニングしたいのですが、
エニタイムのセーフティーバーは高さ調節が細かくできないため、微妙に位置が合わせられません
バーを高く設定 | 胸にあたる前にセーフティバーに当たる |
バーを低く設定 | 補助の役割がなくなる |
解決方法としては、
- ブリッジを組んでトレーニングする
- 胸つけをせずにトレーニングする
① ブリッジを組むことで胸の位置が高くなり、フォームも改善されます
② バーを胸につけなくても、胸に負荷は十分かかります
大胸筋のトレーニングはベンチプレスだけでなく、ダンベルやマシンを利用した種目も多くあります
気に入らないフォームでトレーニングするよりも、きれいなフォームで違う種目を行うのも方法の1つです
セーフティバーの位置を合わせる方法
ベンチプレスの台の下に1枚プレーを挟むと、位置を調整することが可能です
アーチを組んで、セット中はセーフティよりも胸が上になり、
潰れたときは胸より下でも首より上ならOKです
プレートを挟む方法はベンチの安定感がなくなるため、ブリッジを組む練習を先にするのが効率的でしょう
おしりと背中に隙間があって位置が決まらない

エニタイムのパワーラックに付属する背もたれは、
インクラインや肩のトレーニングのために高さが変えられるように設定されています
そのため、「背中とおしりの間に隙間があって位置が決めにくい」
- 背中とおしりの隙間が微妙に大きい
- 背もたれの幅も広くはない
背もたれにはキャスターがついているため、位置を簡単に変更できます
調整してベストポジションを見つけましょう
環境を整えれば、ストレスなくトレーニングができます
ラックが深く持ち上げるのに負荷がかかる

ラックのV字部分が深く、ラックアップに挙上が必要
安全性の観点からV字部分は必ず必要になりますが、ハンマーストレングスのV字部分は深すぎる設定になっています
V字が深いと、始めと終わりの時にその分挙上が必要です
下半身のトレーニングの時はあまり感じることはありませんが、
大胸筋のトレーニングの時に大きな負荷がかかってしまいます
ラックは無理せず1つ下の高さに設定してトレーニングするのをオススメします
安全なトレーニングが最優先

トレーニングをするときは安全を最優先
セーフティバーが邪魔でトレーニングがしにくい環境であったとしても、
セーフティバーを外してトレーニングするのは危険です
セーフティーバーなしでトレーニングすると
・首や胸を守るものがなくなり大けがをする可能性
・自分だけでなく、周りの方も巻き込んでしまう
パワーラックに限らず、ジムのルールは必ず守ってトレーニングに励みましょう
最後に
エニタイムのベンチプレスが使いにくい理由について記述しましたが、店舗ごとに設置されている器具も異なります
また個人の体形によっても使用感は異なりますので、一概にやりにくさを感じるわけではありません
やりにくいと感じたときにメニューを試行錯誤して自分のものにしていくことも、筋トレの面白さなのかもしれませんね